久しぶりにギターを再開しようと思ったとき、最初に悩んだのがこれ。
「ストラトが欲しい。でも種類が多すぎる。」
Fenderのサイトを見ると
- Player
- American Professional
- Vintera
- Ultra
- Made in Japan
…とにかくシリーズが多い。
さらに、昔ギターを弾いていた人だと、もうひとつ疑問が出てくる。
「フェンジャパ(Fender Japan)ってもう無いの?」
これ、久しぶりにギターを買おうとすると結構混乱するポイントなんだよね。
この記事でストラトを買ったって書いたんだけど。
なんで自分が再開1本目にFender Player Stratocasterを選んだのかを書いてみる。
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ちなみに、こちらはマイストラトです。写真が上手じゃなくてすみません。


ストラトは種類が多すぎて分かりにくい
まず大前提として、今のFenderはシリーズがかなり多い。
ざっくり分けるとこんな感じ。
- Fender USAのUSA製(Americanなんちゃらシリーズ)
- Fender USAのメキシコ製(VinteraとかPlayerシリーズなど)
- Fender Made in Japan(日本製)
- Squier(インドネシア製)
昔ギターを弾いていた人の感覚だと、たぶんこんなイメージだったと思う。
- Fender USA
- 本物?のフェンダー
- Fender Japan(フェンジャパ)
- 日本製廉価版
でも今は
Fender Japanはもう無い。
その代わりに
Fender Made in Japan
っていうシリーズになってる。
Fender Japanというメーカーはなくなって、フェンダー直営(生産はダイナ楽器)になったらしい。
このあたりが、久しぶりにギターを買う人にとって一番分かりにくいところだと思う。
昔のフェンジャパのポジションはどこ?
ここも結構迷うポイント。
昔と今をざっくり比較するとこんな感じ。
| 昔 | 今 |
|---|---|
| Fender USA | Fender USA |
| Fender Japan | Fender Made in Japan |
| フェンジャパ廉価モデル | メキシコ製Playerシリーズ Squier(インドネシア製) さらにインドネシア製のフェンダー・スタンダードシリーズというものが加わった |
つまり
SquierとかPlayerシリーズが昔のフェンダー入門モデルに近いポジション
って考えると分かりやすい。
価格的にも
- Made in Japan
- USA
より少し手が届きやすい位置にある。
学生の頃に弾いていたストラト
20年以上前の話だが、学生のころはFender(or Fender Japan)のストラトを何本か使っていた。
先輩から譲ってもらったフェンジャパは、多分一番安いモデルだったと思う。
それはリアのピックアップがDIMARZIOのHS-3に交換してあって歪ませてもいい感じで使えていた。
だからライブでも結構使った。
だから安めのフェンジャパの音はなんとなく覚えていた。
あと、学生時代に一番最後にメインで使っていたのはカスタムショップ製のストラトだった。
そのころは(たぶん)レリックという概念がなくて、全部 NOS(レリックしてないやつね)だった。
こっちは俺がギターを辞めるまで使い続けたやつ。かなり気に入っていたが、就職をきっかけにギターを辞める決断をして手放した。
だから安いモデルも高いモデルも弾いたことがあって、自分の中では「カスタムショップほどじゃなくても最廉価版じゃない方がよいな」程度のイメージがあった。
あと「値段が高ければ高いほど良い音になるわけじゃない」ということもわかっていた。
どんな音が出したかったか?
世の中にFender 以外にも良い音のストラトは沢山あると思う。
でも結局自分はFenderのストラトの音で弾きたいんだろうなと思っていた。
その頃(いまでも)良く聞いていたのは、レイボーンやジョン・メイヤーのContinuumだったからだ。
だったらFenderでしょ?
あとは、他のメーカーを弾くことになったとしても、ストラトの基準となるFenderの音を知ってたほうが、Fenderと比べてここが良いな?っていう比較ができると思うんだよね。そのためにはまずは基準を知りたい(思い出したい)なって思った。
スペックのこだわり
上記観点で考えると、ボディやアルダーかアッシュ。ネックはメイプル。指板はメイプルかローズウッド。って選択肢だった。
もちろんロリー・ギャラガーのストラトはバスウッドだったとか、USのレイボーンモデルの指板はパーフェローだとかあるいんだけど、まあできるだけザ・ストラトな仕様(音)が良いなと思ってた。
あとは経験上、廉価版は音がこもっているというか、上と下が出てないということがわかっていた。これはピックアップなのか?ポットなのか?配線材なのか?までは、わからないんだけどあんまり安すぎるモデルは音が寂しいって気がしてたから、なんとなくSquierじゃないほうがいいなって思った。
つまりは、高級モデルじゃなくてもちゃんとFender のストラトの音がする、コスパ良いモデルがほしいなと思っていた。
メキシコ製の PlayerシリーズはUSA製やMade in Japanと何が違う?
スペックや作りに関しては、イシバシ楽器のこの記事がめちゃわかりやすい。
これ読んでもらうとわかるんですが、電気系統が本家(USA製)に一番近いのはメキシコ製のPlayerなんですよね。
ポッドもCTS製だし。
ボティもちゃんとアルダーが使われている。
もちろん木材の質はUSより劣るのかもしれないし、ピックアップも廉価版かもしれないけど、ストラトとしての基本スペックはクリアしてるんじゃないかな?と予測した。
で、値段も10万円前後。
多分、これより安くなると木材とか電装系が安価なものになっていく。一方これより高くなると値段に比例して音が良くなる感じじゃなくなる。だから、このぐらいがちょうど良いのかなと思った。
実際の音はどうなのか?
YouTubeで分かりやすかった動画
じゃあ、実際の音はどうなのか?
実は買う前に実機で弾いたわけじゃないんだよね。
Youtubeの試奏で判断したっていう・・・。
でもこの動画わかりやすいんで参考にどうぞ。
フェンジャパとメキシコPlayerとSonic?(初めて聞くメーカー)を実際に弾き比べている。
この白いストラトは俺のなかのフェンジャパのイメージと一致していて、よく言うと太い。悪く言うとこもってるっていうか、上が出てない音。別に悪くないんだけど、俺的にはもっとトレブルがほしい。
一方で、黒いストラト(メキシコPlayer)の方が、俺が欲しい音に近かった。フェンジャパと比べると音抜けも良くて上も下も出ているストラトらしいブライトな音色。俺的には、このぐらい元気があったほうが好きだった。
以前にカスタムショップを持ってたことがあるんだけど、良いギターは上も下も気持ち良く出る。この動画で言うとSonicの感じ?まあ、そこまでじゃなくてもこもってるよりはクリアな方が好みなんだよね。
Youtube の音質だけで音を判断するのは難しいんだけど、この動画で比較はできると思った。俺の記憶しているフェンジャパ(白いストラト想定)とくらべて、このぐらい上と下があれば欲しい音に近いだろうなと思った。
俺の中でPlayerで良さそうだなと確信した動画だった。
Player Stratocasterの良いところ
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Amazonで見る実際に弾いてみて思うのは、再開ギターとしてかなりバランスがいいこと。
理由は以下。
① 値段が現実的
新品でだいたい
10万〜12万くらい。
久しぶりにギターを再開するには、ちょうどいい価格帯。
② 普通に音がいい
俺は楽器屋じゃないし素人だけど・・・。
俺にはちゃんとFenderのストラトの音に聞こえる。
たぶんこれからのギター再開人生で基準になる音だと思う。
で、良いギターって凝ったフレーズとか弾かなくてもE7ジャーンって弾いただけで気持ちいいんよ。
ほんと、惚れ惚れするぐらい音が良い。
俺的には、これが一番のポイント。
③弾きやすい
弾きやすさに関しては、ほどんどの場合ネックのグリップとかフレットが関係してると思う。
まずは、Modern C ネックシェイプについて。
こちらの記事が参考になります。
https://guitar-hakase.com/24986
最近はカスタムショップ含めてこのシェイプが標準みたい。
ビンテージモデルに比べると握りやすくて、ほとんどの人が弾きやすいと感じると思う。
次に、9.5インチラジアス指板について。
ビンテージによくある7.25インチに比べるとフラットな仕様。
何が良いかって言うと、チョーキングで音が詰まりにくい。とくにハイポジションは弦高を上げないとチョーキングしたときに音が詰まるんだけど、このぐらいフラットだと気楽にチョーキングできる。
これがギブソン何かの12インチになると、親指を使ったコードが弾きにくくなる。
9.5インチラジアス指板もいまや標準仕様みたい。
最後は、ミディアムジャンボフレット。
純粋にフレットが大きい方が弦を押さえやすい。
あとは、これもチョーキングしやすさと関係がある。ビンテージはもっと細いフレットなんだけど、これだと押さえた弦がすぐに指板に接触して、チョーキングしにくいんだよね。
ちなみにこれは俺の弾いてみた動画。下手くそですみませんが少しでも皆様の参考になれば。
④メンテしやすい
やっぱり一番はヘッド側でロッドの調整ができるというのが大きい。
ギターってネックとか弦高とかピックアップの調整で、弾きやすさや音がかなり変わる。
で、それを調整して弾きやすいポイントとか、良い音のポイントを見つけるのも楽しみのうちだと思ってる。
その観点でロッドが気軽に調整できるってのはいいよね。
交換パーツも沢山出ていて、いろいろ改造できるのも嬉しい。
あとは、ぶっちゃけそんなに超高級ってわかじゃないから、気軽にいじれるのも良いとこだと思う。
その他の候補だったギター
Fujigen
FUJIGEN エレキギター Neo Classic NST100RAL-VWH/01 / ヴィンテージホワイト
Amazonで見る俺のなかにもやっぱり日本製の方が安心じゃないか?ってのはある。
たぶん、事実だと思う。
もともとフェンジャパ作ってたしね。
俺の好みはFenderストラトだから、Fujigenだと Neo Classic シリーズが候補だったんだけど・・・。
Playerより高いんよね(汗。
ほしいのがフェンダーの音で、フェンダーの方が安ければそっち選ぶよね?
パシフィカ
ヤマハ YAMAHA エレキギター PACIFICA PAC612VIIFM IDB 純正ソフトケース付属 インディゴブルー(IDB)
Amazonで見るストラトにこだわらなければ選択肢になっていた。
まあストラトシェイプ?ではあるんだけどね。
アルダーボティだし、セイモア・ダンカンのピックアップだし、ロックペグだし。スペック的にはよさそう。
多分、この動画観て影響される人が多いと思うけど、俺もその一人。
もうパシフィカで良いかなと思ってたタイミングもある。
でもやっぱりねー、リアもシングルが良いんよ。
レイボーン聞いちゃうとね。リアの感じがかっこいいんだよなー。
もしかしたらスリーシングルモデルがあったらワンチャン考えたかな・・・。
でもこの動画でも結局ポットは替えたって言ってるから、電装系は廉価版なのかな?
やっぱりリアはハムバッカーがいい
実は、リアがハムバッカーの方が良いという人は多いかもしれない。
おれはジミヘン、レイボーン、ジョン・メイヤーが好きだったから最終的にはスリーシングルにしたけど、
もうちょっとハードな音楽が好きとか、またはポップスとかもっといろんな音楽を弾いてみたいって人はいると思う。
でも心配ありません。Playerにはリアがハムバッカーのバージョンもある。
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Amazonで見る日本だとSSHだと、アメリカだと逆でHSSってのが面白いよね
まとめ
久しぶりにギターを再開するなら
いきなり高いUSA工場モデルじゃなくてもいい。
でも
ちゃんとFenderが欲しい。
そんな人には
Fender Player Stratocasterはかなり良い選択肢。
自分も実際に弾いてみて
「これ最高じゃん!!!」
と思った。
そして何より
もっとギターを弾きたくなる。
それが一番大事。
ちなみに、俺はあまりにも気に入ったんで色違いでもう一本買ってしまった。
いまのところ片方はレギュラーチューニング、もう片方は半音下げにして使ってる。

俺のような再開組はもちろん、初心者にも中級者にもフィットするはず。
もしストラトで悩んでいる方がいたら全力でオススメできるギターです!!!
